初めましての方もそうでない方も、
BLACK SHADOW CO.,LTDのManaging Directorをしております、田渕でございます。
弊社はベトナム進出支援、進出後の運営支援、ビザ取得代行、会社閉鎖手続き代行、M&Aを手掛ける、コンサル会社になります。
本ブログの趣旨は『ベトナム進出に際して役に立つ情報』 をコンセプトに書いていきたいと思います。
※弊社ブログはPCでの閲覧用に調整しているため、スマホで閲覧されている方にはご不便をおかけいたします。
今週はメイン記事を見たうえで弊社記事を見ていただく構成となっております。
QUICK VIETNAM様でのメイン記事はこちらです。
今回の題目は【改めて整理する、ものすごくざっくりしたベトナム進出のやり方】です。
https://919vn.com/column/expanding-your-business-into-vietnam/
Q)あれよりもざっくりした進出の説明なんてあるの?
A)正直に言えば調べても教えても出来そうにないだろうから最初から全て任せてほしい、
が一番簡単な回答です。
本記事はあの短い記事についてもちょっと難しい、という方向けなので、
以下の様な寸劇的なお話で進めていきます。
とある会社社長(以下:社)『オレ、ベトナム、カイシャ、タテタイ』
とあるコンサル(以下:影)『この業種なら〇〇ドルになります』
社『オレ、オカネナイ、デモ、カイシャ、タテタイ』
影『ではお手伝いは出来ないからこちらの資料ももとにご自分でお願いします』
社『シリョウ、、、ヨメナイ、、、ショルイ、、、ツクレナイ』
以下ループ
とまぁ、ここまでひどい有様の会社はさすがに見たことありません(笑)
ただ、日本側の書類は揃えることが出来ても、公証などは分からない可能性は高く、
さらにベトナム側での申請書類はただ書けばいい、というものではありません。
日本人が全員、日本で会社設立の仕方を知っている・出来るわけではないのと同じで、
ベトナム人が全員、会社設立の書類の書き方ややり方を知っているわけではないので、
我々の様なコンサル会社にお鉢が回ってくるのです。
Q)どこに任せても大体同じなの?
A)ライセンス取得については値段以外にほぼ差が出ません。
そもそもベトナムの会社ライセンスはコンサル会社が発給するものではありません。
基本的に発給機関は各市・省の計画投資局や工業団地の管理委員会です。
なので、準備すべき必要書類と上手いこと作った申請書類が全てそろっていれば、
どこのコンサルが申請しようが出来上がるまでの期間や成果物はほぼ同じです。
ホーチミンにも多数のライセンスを扱う日系コンサルがありますが、値段はピンキリです。
同じ量で同じ味の料理が出てくるのに、店によって値段が倍くらい違ったりするという、アレと同じ現象です。
※なお、弊社は日系の中でも安い某コンサル・A社さんより30-40%安くなっております。
Q)任せた後はどうすればいい?
A)書類も揃えて提出し、サインなども終わったら、しばらくはお待ちください。
ベトナムで外資での会社設立まで申請から2か月はかかります。
ただし、発給機関はお役所側なので、どのコンサルもいつ出るかは正確には分かりません。
申請内容が複雑な場合、もっとかかります。(半年や1年近くかかったケースも有り)
この間はベトナム現法としては営業が出来ませんが、日本本社と契約するなどでベトナムでの販路開拓自体は対応可能です。
といった具合で、自社で全て行う場合の手間・人件費とコンサルへの依頼料を天秤にかけ、
お得だ!と思った方を選択していただくことになります。
あくまでも会社設立はスタートラインに立つだけの手続きです。
本当に労力をかけるべきなのは会社設立してから黒字化させるまでがとなりますので、
細かい書類やルールへの対応などは我々コンサル会社にお任せいただき、
操業後のことにパワーを使っていただければ幸いです。
※もちろん初期コストも安くあげた方がいいですよ、例えば弊社とかで(笑)
それではまた次回!
今週の1枚は、先週の観光客のお菓子を狙う猫の仲間たちです。@ヤンゴン
