初めましての方もそうでない方も、
BLACK SHADOW CO.,LTDのManaging Directorをしております、田渕でございます。
弊社はベトナム進出支援、進出後の運営支援、ビザ取得代行、会社閉鎖手続き代行、M&Aを手掛ける、コンサル会社になります。
本ブログの趣旨は『ベトナム進出に際して役に立つ情報』 をコンセプトに書いていきたいと思います。 ※弊社ブログはPCでの閲覧用に調整しているため、スマホで閲覧されている方にはご不便をおかけいたします。
今週のQUICK VIETNAM様でのメイン記事はこちらです。
題目は【ホーチミンでお引っ越し(半年ぶり4回目)】です。 https://919vn.com/column/moving-house-in-ho-chi-minh-city/
外出制限が出たと在ベトナム日本大使館Facebookページで発表されていますね。
※3/27午前9時現在、HPでは確認できず。。。
さて、メイン記事でホーチミンでの引っ越しの仕方を述べていますが、
追加のネタをこちらで書いていきたいと思います。
基本的に私の場合は海外でもほとんどの身の回りのことは独力で出来てしまうのですが、
部屋探しにあえてエージェントを利用している理由を述べていきたいと思います。
エリア選び)
駐在員の方の場合、会社が借り上げる場合も有るので余計なトラブルは避けられますが、
現地採用・自営業者の場合はエリア選択も慎重に行う必要があります。
ベトナムでは本来ならば外国人が居住できないエリアがまだ存在しております、
そこに住んでしまうと以下の様な不便なことが、、、、
・居住確認が出来ない(家主がそもそも違反を分かっていてやらない)
・会社の経費に出来ない(家賃補助が出るような会社の場合)
経費に出来ないのはまだいいとしても、居住確認が出来ないとさらにこんな問題が、、
・ベトナムの無犯罪証明書が取れない
・公安に調査された場合に諸々面倒(罰金など)※こんな時、家主はとにかく逃げます。
特にベトナムの無犯罪証明書が取得できないのは労働許可証、レジデンスカードの取得、
といった生活するうえで必要な資格取得にも問題が及びます。
まぁ、そこも含めてどうにかするのがコンサルの腕の見せ所なのですが(笑)
どうにもならないケースもありますので、避けられるトラブルは事前に避けましょう。
そういった意味でエージェントを通すにはトラブル回避の一面もあります。
とりわけ、経験の浅いうちは多少高くても日系を通しておくのが無難です。
各種交渉)
ベトナムでは富裕層ほど教育レベルも高いので、マンションオーナーなどの場合、
大体の方は日常会話程度であれば英語は話せることも多いのですが、
私の英語力も日常会話レベルなので、まぁ完全には伝わらないですね。。。
また現地で部屋を見ながら交渉、とタスクが増えると確認漏れも増えていきますので、
内覧前に条件の絞り込みなどのためにもエージェントの利用はお勧めです。
大体交渉する内容は、家賃の減額、家具の充当、付帯サービスの増加になりますが、
以下個別に様子を解説しますと、、、
・家賃
⇒初期の表示が何か月契約を前提にしているのかを確認します。
前提の契約期間より長く契約するのであれば値下げの成功率は高くなります。
人気すぎる物件では断られますので、他の部屋の空き状況なども見ておきましょう。
また、USD表記の場合、VNDとのレートを固定しておくこともお勧めです。
固定しておかないと支払い時にオーナーの都合でひどいレートを出されたりします。
※実際は$=23,200ドンなのに、$=24,000ドン、など。
・家具
⇒基本的な家具は備え付けの物件が大半です。(ベッド、テーブル、いすなど)
ここに追加の家具をお願いしていくことになるのですが、個人的な感覚ですと
電気ケトル(とても簡単)
電子レンジ(まぁ簡単)
冷蔵庫(小さいものなら応じてくれる)
テレビ(備え付けの可能性も大ですが、充分交渉の余地あり)
ソファ(備え付けで無いと難しい)
といった感じですね。やはり費用感が難易度の決め手です。
・付帯サービス
⇒これも交渉しなくてもついている場合も多いです。(掃除・洗濯、インターネットなど)
ただ、インターネットが別料金の物件もあるので、よく確認しましょう。
最近ですと、Netflixを追加料金なしで入れるよう交渉するのも多いみたいです。
私はYoutube鑑賞派なので、あまり興味はないのですが(笑)
皆さんの納得のいくお引越しの役に立てば幸いです。
さて、今週の一枚は旧正月旅行で見かけたクロネコです。
