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ホーチミン生活について2 日常の治安(交通事故)

更新日:2020年4月20日

初めましての方もそうでない方も、

BLACK SHADOW CO.,LTDのManaging Directorをしております、

田渕でございます。

弊社はベトナム進出支援、進出後の運営支援、ビザ取得代行を手掛ける、

コンサル会社になります。


本ブログの趣旨は『ベトナム進出に際して役に立つ情報』

をコンセプトに書いていきたいと思います。


今回の記事も前回に引き続き、コンサルが説明すべき制度などはなく、

これからベトナムへ住む方への周知、既に住んでいる方への注意喚起を目的として、

よく言われているベトナムの治安について書いていきたいと思います。


前回のひったくり以上に特に在住する方に気を付けてほしいのは、

ずばり『交通事故』です。

駐在員で来られる方はバイクや自動車の運転は会社から禁じられる事が多く、

加害者になることはまずありません。

※現地採用等で自分で運転をされる方は自己責任で!


ベトナムも当然、交通ルール自体はあるものの、守られていないことが多く、

外国人の場合ですと普通の感覚では事故に巻き込まれる可能性があります。

日本であれば加害者が任意保険にも加入しているかと思いますが、

ベトナムでは任意保険は加入していないことが多いため、

加害者側からの補償などは期待できません。泣き寝入りです。


さらに日本であればぶつかったか分からないぐらいの衝突でも警察を呼びますが、

ベトナムでは軽い衝突であれば何事もなかったかのように済ませています。

バイクや車を大事にする方はフレームを付けて車体を保護しています。

私自身も信号待ちで軽く衝突した・された両方の経験がありますが、

お互いに軽いにらみ合いや一言何か言うだけで信号が変わればそのまま運転します。

※警察を呼んでもロクなことにならないという発想が根底にあるようです。


ひったくりはそもそも盗まれるものが無ければ発生しませんが、

事故はいつ巻き込まれるか分からないという恐怖があります。

これから在住される方には、屋外での自動車、バイクには

常に注意を払っていただけますと幸いです。


具体的に日本、および他の東南アジアと比べても注意する点は、

・右折時は信号無視があたりまえ。(ベトナムは右車線走行です。)

※これは中国でもありますので、ご存知の方も多いかも。

・一方通行でも平気で逆走。(結構飛ばしてくることもあります。)

※交通警察に見つかり、追われるベトナム人をたまに見ます。

・車道が混んだら歩道も走行してきます。(後ろからクラクション連打。)

※ナンバーを写真で撮ろうとすると謝るようです。


歩道走行+逆走+ノーヘル、の数え役満みたいなベトナムおじさんもいますので、

日本とは全く別の交通ルールのもとで走っているという認識が大事です。

個人的な感想にはなりますが、交通マナーの民度は相当低いですね。

他の東南アジア(主にシンガポール、タイ、マレーシア、カンボジア)と比べても、

ダントツでひどいレベルです。


なお、車道が混んでもいないのに歩道を走行してくる場合は、

ひったくりの可能性もあります。特に夜は気を付けてください。


余談になりますが、私は前回も記載したように、ベトナムでバイクを保有しております。

現在のバイクは3代目になりますが、初代は一方通行逆走のベトナム人と正面衝突し、

バイクが大破してしまい、廃棄いたしました。(前輪ブレーキとホイールが大破)

2代目はエンジンが壊れ、仕方なく修理屋の近くに停めていたら、

翌日には盗まれておりました。。。(修理屋がグルだったのでしょうか???)


幸いにして私の周りで交通事故に巻き込まれた方はほとんどいませんが、

乗っているタクシーがバイクをはねてしまったのを見ている方は割といます。

日本よりも交通事故が身近に発生する国ですので、

これからベトナム進出、移住をされる方には是非とも気を付けていただきたく、

この記事が多少でもお役に立てば幸いです。


前回と今回のテーマ、治安は今回で一度お終いとなります。

次回はまた新しい内容で更新させていただく予定です。


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