初めましての方もそうでない方も、
BLACK SHADOW CO.,LTDのManaging Directorをしております、田渕でございます。
弊社はベトナム進出支援、進出後の運営支援、ビザ取得代行、会社閉鎖手続き代行、M&Aを手掛ける、コンサル会社になります。
本ブログの趣旨は『ベトナム進出に際して役に立つ情報』 をコンセプトに書いていきたいと思います。
※弊社ブログはPCでの閲覧用に調整しているため、スマホで閲覧されている方にはご不便をおかけいたします。
今週のQUICK VIETNAM様でのメイン記事はこちらです。
今回の題目は【意外とチャンス?『普通』に戻ったはずのホーチミンにて、、】です。
https://919vn.com/column/unexpected-chance-after-lockdown/
弊社記事ではメイン記事で出たベトナムビジネスあるあるの補足をします。
※解説には私の主観も入っておりますので参考程度にご覧ください。
ベトナムビジネスあるある:ケース1
契約更新時の賃料の爆上げ
概要)ベトナムのみならず、東南アジアのビジネスにおける大きな悩みの種。
初期契約後(2-3年)、物件によっては旧賃料の50%以上のアップを要求されることもあり、貸主側との交渉の余地もないケースも多い。
入居時に内装にお金をかけすぎた場合、数年で出るのがモッタイナイと考え泣く泣く契約更新を受け入れる企業も多数。
なお、ここで退去・移転をする場合でも、別途原状復帰費用がかかり、デポジットの返済でもめることもあります。
対策)これまでに真に有効な対策は打ち出されていませんが、
・常に貸主側と友好的な関係を築き上げておく
・内装にお金をかけない(物件の居抜きも含む)
などがとりあえずダメージを少なくする方法となっています。
ベトナムビジネスあるある:ケース2
契約後(決定後)に蒸し返す
概要)ベトナムビジネスは書面とサインがとにかく多いです。ペーパーレスなどどこ吹く風、契約書は必ず保管しておきましょう。(請求書はいよいよ電子化の予定です。)
しかし、そこはある意味自由の国ベトナム、契約書にサイン・社印の押印までしたにも関わらず、その内容を変更しようとしてくることも多々あります。
私の見た中では、株式の買収案件で日本から代表の方が来て、サインした後にベトナム人側が蒸し返して破談となったケースを見たことがあります。(担当の方の顔の青ざめ具合が尋常でなかったです。)
対策)こちらも現在まで根本的な解決策は生み出されておりません。
ただ、熱しやすく冷めやすいベトナム人、以下の対応が有効です。
・気が変わらないうちに契約内容に着手し、引くに引けなくさせる
・契約内容について深くふれさせず、速やかにこちら側で完結させる
まぁ、全て完了してしまえばこちらのものという発想ですね(笑)
ベトナムビジネスあるある:番外編
江戸時代的なアレ、、、
ちょうどいいタイミングでニュースが出ておりましたので、、、
関係者もいらっしゃるでしょうから、この記事で多くは語りません。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58928230R10C20A5CE0000/
それではまた次回!
今週の1枚は、一昨年ヤンゴンで見かけた観光客のお菓子を狙う猫です。
置いてあった椅子の下からタイミングを計っています。
