BLACK SHADOW CO.,LTDのManaging Directorをしております、田渕でございます。
弊社はベトナム進出支援、進出後の運営支援、ビザ取得代行、会社閉鎖手続き代行、M&Aを手掛ける、コンサル会社になります。
本ブログの趣旨は『ベトナム進出に際して役に立つ情報』 をコンセプトに書いていきたいと思います。
今週はメイン記事と本ブログがあまり関係ありません。
QUICK VIETNAM様で配信中のメイン記事はこちらです。
今回の題目は【どうする?ベトナムの今年の旧正月(テトTết)休み!】です。
さて、新暦の年明けを迎えたわけですが、ご存知の通りベトナムでは旧暦の新年が非常に大切なイベントになっております。
この時期になると様々なイベントが発生するわけですが、
個人的にはイベントに『巻き込まれない自由』もあってしかるべきと考えています。
同じようなお考えを持ちながら、どうしたらいいか分からない方の一案となれば幸いです。
1:会社スタッフの結婚式
日本では数か月も前から招待状が送られ、日取りや場所も参列者が来やすいように配慮されていますが、ベトナムではそんなことは一切お構いなしです(笑)
招待状があればまだマシで、場合によっては口頭での伝達なうえに、平日の夜、しかもその方の実家だったりします。軽い飲み会のお誘いレベルです。
※知人は年始3連休の中日である1月2日の式に呼ばれたそうです。案内が出た日はクリスマスというギリギリ具合です。
また参加された方はご存知かと思いますが、開始時間も当然の様に遅れ、序盤に新郎新婦の入場やケーキカット、親族のご挨拶を行った後はグダグダな町内会レベルのカラオケ大会となり、参加者それぞれ適当に帰ります。
これがホーチミン市内で開催であれば早々に帰ればいいのですが、少し遠方で送迎の手配などが必要だと、はっきり言って時間の無駄です。
そこでこの結婚式の回避術はこちら!
・招待状にご祝儀をちょっと多めに入れて、他の参加者に渡して当日は不参加
※ベトナムの招待状はお金入れられる作りになっていることが多いのです。
ご祝儀も大体100万~150万ドン(約5~7千円)包んでおけば問題ありません。
言ってくるのも直前なので、『外せない用事がある』と言っておけば大丈夫です。実際の欠席理由は旅行だろうが、合コンだろうが、面倒くさいであろうがバレなきゃいいのです(笑)
2:新年会や忘年会などの会社の飲み会
一昨年あたり、日本では若い方を中心に会社の飲み会スルーが話題になっていましたね。(昨年末あたりはそもそも会社の飲み会は自粛でしたが)
※個人的に起業してよかった点の一つに、会社の飲み会が発生しないという点があります。
ベトナムでも節目節目で会社の飲み会があります。さすがに現地法人の社長などの地位にある方は完全スルーという訳にはいきませんが、以下の様にやりようはあります。
・業務時間中に社内の会議室などでノンアルコール&ケータリングですませる。
・ちょっと高めのランチを飲み会の代替にしてすませる。
⇒妊娠中の方などお酒を飲めない方もいますし、小さい子どものいる方だと夜遅くなるのを嫌がります。また、テト明けくらいまで飲酒運転の取り締まりが厳しくなっているので、様々な点からお昼、お酒無しは有効です。
・いくらかのお金を渡してスタッフだけで自由に開催させる。
⇒飲酒トラブル等へのコンプライアンス対策をするなら会社オフィシャルでは無くするため、ポケットマネーから出しましょう(笑)
会社のカラーにも拠りますが、代表者でない方は以下の方法も使えます。
・得意先との会食を会社の飲み会の日にぶつける。
⇒顧客への営業優先の会社であれば許容されやすい印象です。
と、回避術をまとめてみましたが、せっかく海外に赴任、移住をしたのであれば最初の1回くらいは異文化体験という意味でもあらゆるイベントに参加してみることをお勧めします。
参加したうえで、気に入らない、好きじゃない、ならば次は参加しなければいいのです。
海外の人にははっきりと自分の意見、意向を主張することが大事ですし、先方も良くも悪くも細かいことを気にしないので、日本の様に気を遣って嫌々参加する必要はありません。
自分の好きなイベントだけ上手く取捨選択することも大事です。
今回は以上です。このシリーズはまた思いついたら更新したいと思います。
次回の更新は2/5となります。
さて、今週の1枚は干支にちなんでこちら!
本物の牛さんを撮りに行く予定が無かったため、以前食したおいしいステーキです。
