ベトナム起業で大ゴケしないための話4-形篇-

更新日:5月7日

BLACK SHADOW CO.,LTDのManaging Directorをしております、田渕でございます。

弊社はベトナム進出支援、進出後の運営支援、ビザ取得代行、会社閉鎖手続き代行、M&Aを手掛ける、コンサル会社になります。


今週のQUICK VIETNAM様で配信中のメイン記事はこちらです。

今回の題目はベトナム・ホーチミンの欠かせないインフラについて思うところです。


このシリーズは起業当初から温めていたのですが、偉そうにベトナム起業を語るには黒字かつ累損解消をしていないと説得力が無いので、少し時間がかかってしまいました。


サブタイトルはそのまんま世界一有名な某戦略・戦術書から拝借しています。

この記事は以下の方向けです。

・これからベトナムで起業しようとしている方、拠点設立を担当することになった方

・ベトナム転職、赴任を機にマネージャー側になる方

・現在、ベトナム事業が上手く行っていない企業様

この記事の内容はあくまでも『事業が破綻しないため』の参考にしてください。

胡散臭い参考書の様な『絶対に勝てる』とか『爆速で儲かる』ではありません!

※解釈も人それぞれですので、気になった場合はご自身でも調べて考えてみましょう。


さて、今回の第4話で大事なポイントは以下の通りです。

・負けない態勢作り

・情報の有効活用


・負けない態勢作りって、何をすればいいの?

本シリーズの初回でも述べていますが、自社内の問題で自滅しないためにも、まずは会社としてまともに運営できる状態を整える事に尽きます。

日本であればなんとなくでも社内組織、運営体制を構築できてしまうかもしれませんが、商習慣、法律、文化や言語も異なる国で『なんとなく』、というのは非常に危険です。


私の銀行員時代に新規進出の企業様を多数見てきましたが、以下の様な企業様が躓きやすい傾向にあります。

・ベトナム法人立上げ担当にこれまで営業経験のみの方を選定した企業様

・親会社が社内組織、バックオフィスを軽視しがちな体質の企業様

私、いわゆる歴史系のシュミレーションゲームが大好きなのですが、上記のような企業様は選ぶ戦略が軍事・戦争に偏り、人材選びも武力や戦闘重視に偏っている、小中学生がゲームをしているような状況です。

※個人的にはこんなかんじのやり方は凄く好きですが、ビジネスではダメですね(笑)


親会社の様にバックオフィスが整備されていないため、せっかく案件を受注しても社内処理が上手く回らず、案件が増えてくると納期や進捗状況の管理が出来ずに、支払いや入金の管理もグチャグチャ、あげく書類紛失し、、、、というケースはかなりの件数ありました。

※ベトナムでは書類の電子はまだまだ進んでおりません。


最終的にはベトナム事業の売り上げ構築のために営業を強くすることは大事なのですが、事業立ち上げの段階では総務や経理などバックオフィス系の経験のある方を派遣する方が、長い目で見て稼げる体制づくりになるのではないかと考えます。

サッカーでも野球でも長く安定して強いチームは基本的に守りが固いことが多いですし。

※個人的には2001年の近鉄バッファローズみたいなのは好きですが、ビジネスではダメ(笑)

※※チーム防御率が12球団ダントツのビリなのに圧倒的な攻撃力で優勝という奇跡です。


・情報の取り方、見せ方

今のご時世、SNSやネットニュースがあるので、そもそも情報が全く取れない、ということはほぼあり得ません。ベトナムネタを調べる場合、怪しいブログ(この記事の事ではありませんよw)などを除いても、在ベトナム日本大使館、JETRO、ベトナム政府のニュースサイトなど公的機関の出しているものだけでも十分な情報量を集めることが出来ます。


しかしながら、そうは言っても情報の取捨選択を出来ない人は一定数いるもので、、、そこでかいつまんでまとめた記事などに一定の需要が出てくる余地があります。


他方でこういった記事を発信する理由は多少なり宣伝や自社の露出増加を狙っているので、見せ方も大事になってきます。SEO対策が重要になってきており、必要以上に一部の単語をちりばめる事も多いですね。まぁ、2021年に『近鉄バッファローズ』という単語が出るのはこの記事ぐらいだと思いますけどね(笑)


その中で見せ方の部分で気を付けないといけないのは、出した内容によっては相手の知識や力量次第で裏側まで見抜かれてしまう可能性があるというリスクです。


そのため、情報を発信する側となったからには、興味を引く情報、食いついてもらう情報を出す必要はあるのですが、機密漏洩に繋がらないように情報の見せ方に一工夫を加える必要があります。世の中には自撮り写真の背景から住所を特定できる方もいますのでね、、、


今回は以上です。次回の更新は4/16なのですが、このシリーズは一旦お休みします。

というのも全部で13話になるのですが、ここまでの4話が導入編になり、5話目以降は少し重複する部分も出てくるので、ぶっ通しでやると飽きてしまいますので(笑)

次回は別のお話を挟み、その次の回(5/7)より再開いたします。


※前回の記事:ベトナム起業で大ゴケしないための話3-謀攻篇-

※次回の記事:ベトナム起業で大ゴケしないための話5-勢篇-


今回の1枚は特大かき氷です。ホーチミンが一年で一番暑い時期になりましたので、涼を取りたい方は是非トライ!※写真はMサイズですが、一人食べきるのは苦しいぐらいです。

店名:FUJI-SARYO 住所:44A, Ho Hao Hon, Dist1, HCMC