BLACK SHADOW CO.,LTDのManaging Directorをしております、田渕でございます。
弊社はベトナム進出支援、進出後の運営支援、ビザ取得代行、会社閉鎖手続き代行、M&Aを手掛ける、コンサル会社になります。
今週のQUICK VIETNAM様で配信中のメイン記事はこちらです。
今回の題目は【Youは何しにベトナムへ?~海外移住の目的やモチベーションについて~】です。
今回でQUICK VIETNAM様での記事掲載は最終回となります。
さて、前回まで【ベトナム起業で大ゴケしない】シリーズを掲載しておりますが、今回は間の休憩回となります。
メイン記事にて、ベトナムや海外に移住・転職する方の経緯や目的の分類分けをしておりますが、こちらではより具体的ないくつかのパターンをご紹介したいと思います。
メイン記事の分類:ベトナムに『自らの意思で来た人』/『自分の意思と関係なく来た人』
ベトナムが『合う(好きな)人』/『合わない(嫌いな)人』
※今月末でホーチミン在住丸5年となる私の個人的な分析です。
1:中高生のひと夏の恋型
特徴)
・自らの意思でベトナムに来た人。
・移住当初からやたらベトナム愛をアピールする。(本人はベトナムが合ってるつもり)
・1年前後の短期間で本帰国する。
症状)
旅行やSNSなどでベトナムを気に入り移住してきた人に多い。上っ面の良いところだけ見て過剰な期待で移住と転職をしてしまい、日々の生活を送る中で段々と悪いところが見えてきて幻滅、短期間での本帰国に至る。という中高生の短期間だけ盛り上がって破局するカップルの様なベトナム生活を過ごすタイプ。
特記事項)
SNSでの投稿頻度が減る。目に生気が無くなってくる。ローカルご飯を食べなくなる。あれだけつるんでいたベトナム人友達と関わりが減る。などが出てくると危険です。
ベトナム愛が長期間続く変異型がまれに現れますが、この変異型は本物です。初恋の人と結婚までいくようなタイプです。
2:いつのまにか消えた転校生型
特徴)
・自分の意思と関係なくベトナムに来た人。
・ベトナムというより海外が合わない。パスポートを赴任のために初取得ということも。
・いつのまにか来て、いつのまにかいなくなる。ほぼ駐在員なので任期は決まっている。
症状)
慣れない海外の空気、言葉が通じにくい職場の同僚や部下、詰めてくる日本本社にメンタルをやられてしまい、覇気がない。心を無にしてとにかく任期が終わるのを耐えているが、無心でやった結果、良い成果を出せてしまうと、任期が伸ばされることもしばしば。
とりわけ休日も外に出てこない場合は、誰にも認識されずに赴任し、誰も気づかぬうちに帰任する。小中学校の時にクラスにいたはずなのに、誰も覚えていない転校生の様なタイプ。
特記事項)
初の海外という特殊環境下で覚醒する変異型あり。ただし、覚醒してしまうと日本ではもう働けない海外専門要員となる可能性が高い。覚醒した変異型が独身者の場合、現地で配偶者を見つけ半永住化してしまうことも多い。
3:海外仮面浪人型
特徴)
・結果的には自らの意思でベトナムに来た。
・海外であればベトナムじゃなくても良かった。
・機が熟せばすぐにでも次の場所へ移る。
症状)
ベトナム含む新興国に比較的多く生息する。結果的にベトナムへ転職や移住をしたが、その理由はキャリアアップのため、管理職を経験するため、起業準備のため、などある程度の明確な目的のためということが多い。
とりあえず適当な大学入学や就職をして、後に学歴や職歴のロンダリングを狙う、仮面浪人の様なタイプ。なお、これまでの記事をご覧の方はお分かりの通り私もこのタイプです。
特記事項)
目的が果たせない期間が長くなったり、意欲が無くなってしまうと、『自分は次へのステップアップのためにここにいる』と言葉だけは立派な、【永遠に仮面浪人気分】に悪変異する可能性があります。私もそろそろベトナムが長くなり始めてきたので、悪変異しないように気を付けないといけません(笑)
さて、今回は以上です。次回の更新は8/6となります。
ご紹介したものはごく一部ですし、その他にも色々なパターンがあると思います。
今回の1枚は、7/9のホーチミン市・デリバリー禁止措置以前に頼んでいたすた丼です。
出かけられないのは百歩譲るとして、デリバリーだけでも先行して解禁していただきたい。
